代表者 ごあいさつ

代表者ご挨拶|ICI株式会社

代表者ご挨拶

代表取締役 島田昭規

代表取締役 島田昭規

プロフィール

1964年 福井県勝山市出身

立命館大学法学部卒業

ICI株式会社 代表取締役

主な役職

  • 一般社団法人中小企業事業推進機構 代表理事
  • 特定非営利活動法人ハッポスプロジェクト 理事長
  • ハッポス合同会社 ソーシャル・デザイナー
  • 一般社団法人九州の食 事務局長

主な経歴

1989年

経営コンサルティングファーム入社

1995年

テレマーケティングエージェンシー入社

2004年

有限会社人と人総合研究所(現ICI株式会社)設立

2009年

一般社団法人中小企業事業推進機構設立

新たな時代の地方創生へ
 中小企業の可能性を信じて

ICI株式会社は、顧客企業とそのお客様のコミュニケーションを通じ、お互いの関係を強化するサービスを提供することで、中小企業の持続的な発展に貢献することを使命としています。

私が日々強く感じているのは、日本の経済と社会を支える99%以上の中小企業・小規模事業者が直面している厳しい現実です。
少子高齢化、人材不足、デジタル化の波、そして相次ぐ自然災害や急速な社会変化、、、
特に地方の事業者は複合的な課題に直面し、日に日に存続の危機にさらされているように感じています。

地方の現状と課題

従業員数で見れば、日本全体の7割近く、地方においては7割以上を中小企業が占めています。これらの企業は地域経済の発展だけでなく、伝統文化の継承、雇用創出、そして災害時の地域防衛の要としても不可欠な存在です。

私は今までのキャリアや自社の事業において、地方における中小企業・小規模事業所の重要性を目にして参りましたが、東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨で被害のあった被災地でのボランティア活動を通じて、地域における中小企業・小規模事業者の重要性を肌で感じてきました。特に災害後の復興において、地元の事業者が果たす役割は計り知れません。
これらの実体験から強く確信したことがあります。

「地域を支える企業が元気であれば、社会全体も元気になる」
「中小企業の持つ柔軟性と創造性こそが、未来を切り拓く力になる」

ICIが理想とする中小企業・小規模事業者たちの経営スタイルは、「必要な機能を共有し、強みを活かし合う協創型の経営モデル」です。
これからの時代、すべての機能を自社で持つのではなく、得意分野に特化し、足りない部分は他社と連携する。そうした「共有と協働」のネットワークこそが、中小企業の新たな可能性を広げると信じています。

ICIが目指す社会像

私たちが描くのは、地方の小さな企業がネットワークで結ばれ、それぞれの強みを発揮しながら共に成長する社会です。東京一極集中ではなく、各地域が独自の魅力と経済圏を持ち、持続可能な発展を遂げる日本の姿を目指しています。

そのビジョンを実現するため、ICIでは「地域間連携型BPOセンター」の構築を推進しています。地方に小規模なBPOセンターを設置し、それらをネットワーク化することで、地域の企業に必要な機能を補完し、新たな雇用を生み出す取り組みです。さらに、これらのセンターは災害時のリスク分散にも寄与するものと考えています。

私たちのアプローチは、単なる業務代行にとどまりません。お客様からの「生の声」を分析し、経営改善につなげるコンサルティング機能を組み合わせることで、クライアント企業の真の成長パートナーとなることを目指しています。

企業は利益を追求するだけでなく、社会的な存在意義を果たすべきだと考えています。
地域との共生、環境への配慮、そして次世代への責任。これらの価値観を大切にしながら、私たちは事業を展開しています。

創業以来21年間の歩みの中で、私たちは多くの中小企業の挑戦と成長を支えてきました。これからも、顧客企業の一員として深く関与し、信頼と共創の関係を築くことで、中小企業の発展を支援し、日本全体の明るい未来を創造していきます。

ICI株式会社
代表取締役 島田昭規